築30年のスタジアムから考える、あなたの住まいの“そろそろ”サイン
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リフォーム
岡本 卓

部長・アーキテクトデザイナー

岡本 卓

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リフォーム

築30年のスタジアムから考える、あなたの住まいの“そろそろ”サイン

プロ野球が開幕しましたね!

千葉ロッテマリーンズファンの私は、福岡での3連勝に心を弾ませながら、本拠地開幕戦に行ってきました。

が、当日はあいにくの雨と強風、気温は10℃近く。身体の芯まで冷え切りながら、それでも声援を送り続けました。結果は惜しくも敗戦。悔しさ半分、でもやっぱり現地観戦っていいなあと、改めて感じる日でした。

そんな中、気になったのは報道でも取り上げられている「スタジアムの老朽化」です
建設から30年以上が経ち、設備の古さや傷みが目立ってきました。

住まいも同じ。築30年は、見直しのタイミング。

実はこの「築30年以上」というのは、住宅においてもひとつの大きな節目。

  • 水回りの設備が使いづらくなったり
  • 断熱性能が不十分で冬が寒く、夏が暑かったり
  • 間取りが今のライフスタイルに合っていなかったり

日々暮らす中で、少しずつストレスや不便さが積み重なっていく時期でもあります。

建て替える?リフォームする?それとも

私たちが家づくりでよく相談を受けるのが、こうした「そろそろどうしようか」というご相談。
スタジアムのように人が集まる場所も、住まいのように家族が集まる場所も、安心・快適・安全であることが何よりも大切です。

もちろん、すべてが建て替えではありません。

部分リフォームで「今」の暮らしを快適に

リフォームは、今ある住まいを活かしながら、生活の質を高めるための手段です。
築30年を超えると、設備や内装の劣化だけでなく、家族構成やライフスタイルの変化によって「今の暮らしに合っていない」と感じる場面も増えてきます。

たとえば――

キッチンやお風呂を最新設備に変えるだけで、日々の家事ストレスがぐっと減る
窓の断熱性能を高めることで、冷暖房効率が改善し、冬の寒さや夏の暑さに悩まされなくなる
使っていなかった和室をワークスペースにリフォームして、在宅ワークにも対応できる空間に
 

 
部分的なリフォームであれば、コストを抑えながら「ピンポイントで不満を解消できる」のが魅力です。
「今の家が好き」「住み慣れた土地を離れたくない」という方にとっては、非常に有効な選択肢です。

将来を見据えて「新しい暮らし」へ踏み出す

一方で、「家族の将来を見据えて、思い切って新築に建て替える」という決断をされる方も少なくありません。

新築住宅の魅力は、ゼロから理想の暮らしを設計できること。

子育てのしやすさを考えた回遊動線や収納計画
家族が自然と集まるリビングや吹き抜けの開放感
光や風をうまく取り込んだ、エネルギー効率の良い設計
 

 
そして何より、最新の耐震基準・断熱性能・省エネ基準をクリアしているため、安心感も段違いです。

また、「二世帯住宅にしたい」「将来は1階だけで生活できる間取りにしたい」といったライフステージに合わせた設計が可能なのも、新築ならではの魅力。

「今だけでなく、10年後・20年後の自分たちの暮らしも見据えて選びたい」――そんな方には、新築という選択肢がぴったりです。

まとめ

スタジアムの老朽化を感じながら、ふと自分の住まいを見直すタイミングかな?と考えました。
「そろそろリフォームを考えようかな」「新築にするべき?」と悩んでいる方も多いかもしれません。
実際、家の劣化は避けられませんが、早期に手を打つことで、快適な生活を長く楽しむことができます。

もし、あなたの住まいにも「そろそろ…」と感じる点があれば、今こそその“サイン”に耳を傾けてみてください。
リフォームか新築か、どちらが自分たちにぴったりなのか、一緒に考えながら、あなたの未来の暮らしをより良くするための第一歩を踏み出していきましょう。

住まいに関するご相談はいつでもお待ちしています。私たちと一緒に、理想の暮らしを作り上げていきましょう!

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