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固定金利のおすすめは

最近フラット35も多くの金融機関の商品が出ており、正直違いが分かりにくい部分があります。
また、中には銀行の変動金利商品と組み合わせる事も出来る様になっておりますので、説明する側も大変混乱致します。
そこで、2015年12月のおススメ銀行をこっそりご紹介致しましょう。

まず金利ですが、12月の金利はまだ出ておりませんので、11月の金利で見ていきますと、
最低水準が1.55%となっております。
さすがにこれより高い金融機関はフラット35に力を入れていないと言えるでしょう。

しかし、購入もしくは建築する物件がフラット35Sに対応でない場合は、
フラット35で無く、銀行の長期固定を選びましょう。
三菱東京UFJ    1.71%
千葉銀行      1.71%(2016年3月までの実行分)
住信SBIネット銀行 1.71%(諸費用分も借りると1.76%です)

一見金利が高くなるように見えますが、団体信用生命保険といいまして、万一借りている方が亡くなってしまった場合などに、ローンの残債が無くなる保険があります。フラット35ですとこちらは別に支払いますので、トータルで見ると却って高くついてしまいます。
ですので、別に生命保険で賄えるとか、保険には入れない場合などはフラット35を、それ以外の方は銀行のローンをお勧めいたします。

次にフラット35Sが利用できる場合ですが、これも2パターンありまして、物件により異なりますので、予め確認してみましょう。建売等は特に会社によって変わってきますので注意が必要です。

Aタイプ・・・当初10年間、基準金利より-0.6%
Bタイプ・・・当初5年間、基準金利より-0.6%

Bタイプの場合、実は銀行とフラット35Sではほとんど差がありません。同じ金額を借りた場合だと銀行がやや有利ですが、銀行手数料その他によっては逆転もあるかもというレベルです。
そして、物件に対して借入額が90%を超える場合は間違いなく銀行が有利となります。

Aタイプの場合、物件に対して借入額が90%を超える場合は銀行が有利となります。
ただし、今後銀行とフラット35との金利差によっては逆転するかもしれません。

今までの内容を踏まえたうえで、
・フラット35S Aタイプ(金利引き下げ10年間)
・借入額は物件金額の90%まで
の方は次に進みましょう。

フラットで今おススメの銀行ですが、
1.みずほ銀行
気づくと金利は最低水準、そして事務手数料も通常借入金額の2.16%(税込)のところが、
クレジット機能付きのキャッシュカードの作成が条件で1.026%(税込)となります。
3,000万円の借り入れの場合、648,000円→307,800円=340,200円も安くなりますので、これは馬鹿に出来ません。
銀行なので審査も細かい部分はありますがしっかりしていますので、安心感もあります。

2.りそな銀行
りそな銀行もフラット35に力を入れています。
フラット35S対応で手数料が借入金額の1.026%(税込)となります。
そもそもSのAタイプでないとフラット35のメリットを感じにくいので問題はなさそうです。
また、一番の魅力は銀行の変動商品とのミックスでの借入も出来るところです。
そして変動金利の優遇幅も他の銀行より若干安かったりします。
固定金利だけでは支払いに不安な方は、変動金利も混ぜつつ早めに繰上返済をすることでリスクを軽減できます。

3.千葉銀行、千葉興業銀行
こちらは主に銀行の変動商品を組み合わせる時に力を発揮します。
銀行の商品を50%以上使う条件でフラット35の事務手数料も32,400円となります。
審査は多少厳しくなってしまいますが、諸費用も含めて借りたい場合、それらを含めたうちの50%をフラット35で使うことで、90%以内の金利で借りる事が出来るメリットがあります。

4.LIXILホームファイナンス
これは当社でZERO-CUBE等の商品を建てて頂いた方におススメのひとつです。
手数料は1.62%なのですが、土地や建物の着手金、中間金に伴う支払いに利用するつなぎ融資が魅力になっています。通常2.475~3.775%あたりの金利が1.475%となっており、他よりも安いところがメリットです。12月受付分から利用可能ですが、実際にはこれからの申込分には適用となります。

他にもいろいろございますが、このところの都市銀行の動きは他には真似できないところがあります。
とはいうものの、銀行の状況は常に変わっておりますので、こまめにチェックする事も必要です。
詳しくはスタッフまでお気軽にお申し付け下さい。

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