こんにちは、ネクストです。西日本の台風21号による被害や北海道の震度7の地震、
そして千葉県でも2018年7月7日、6年ぶりに震度5弱の地震が起きました。
そして千葉県でも2018年7月7日、6年ぶりに震度5弱の地震が起きました。
「今年は災害が多い」そんな印象を持ちます。
地震から学んだ家づくりの性能
ご存知の通り、日本は地震が多い国です。これから家づくりを検討している人にとって、耐震性も気になるポイントの一つではないでしょうか。
現在日本では、
・震度5強の地震が起きても損傷しない
・震度6強から7の地震が起きても倒壊、崩壊しない
・震度6強から7の地震が起きても倒壊、崩壊しない
の耐震基準が設けられています。
建築基準法は、大地震を経験することで度々改正され、耐震基準をつくり上げてきました。
建築基準法は、大地震を経験することで度々改正され、耐震基準をつくり上げてきました。
耐震性の高い住宅構造は3種類
耐震構造
筋交いを入れた耐力壁や金物で地震の揺れに耐える。
制震構造
制震装置で地震の揺れを吸収します。耐震構造と組み合わせるのが一般的です。
免震構造
免震装置により地震の揺れを逃がします。
一般的に「耐震構造」で接合部を補強するなどして壊れない設計にします。耐震性をより高めるのであれば、内部に揺れを吸収する装置を取り入れる「制震構造」を組み合わせます。
客観的に耐震性を判断するには
建物の耐震性を見極めるモノサシとして「住宅性能表示制度」や「長期優良住宅認定制度」があります。
住宅性能表示制度
防犯や温熱環境など10の分野でランク付け。設計段階と工事段階でそれぞれ第三者機関が審査します。耐震性については等級が3段階に分かれています。
- 耐震等級1…建築基準法と同等レベル
- 耐震等級2…建築基準法の1.25倍の耐震性能(震度7レベルでも倒壊しない)
- 耐震等級3…建築基準法の1.5倍の強さ(震度7レベルでも十分安全)
長期優良住宅
「長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられている」と認定された住まいです。認定を受けるためには、耐震性、劣化対策、省エネルギー対策、維持管理対策など、様々な基準をクリアする必要があります。
災害から家族を守る、安全な暮らしを
いつ起きるかもわからない災害から家を守る、家族を守るためには、建築基準法で定める以上の性能を求める時代へと変わってきています。