マイホーム購入に頭金は必要か?
こんにちわ。ネクストです。
今日はマイホーム購入の際に頭金は必要か?というお話をさせて頂ければと思います。
現在は異次元とも言える超マイナス金利政策が取られ、マイホームを検討する方にとっては固定金利で1%台の非常に低い金利で住宅ローンを組む事が出来ます。
元々は景気対策としてのマイナス金利政策ですが、消費税10%増税のタイミング、オリンピック前には金利を正常に戻そうという動きがありました。
しかし今回のコロナウイルスによりすぐには難しくなってしまいました。
ただ、この低金利の状況がこのまま続くのでしょうか?
銀行からして見れば負担が大きい金利政策、銀行が破綻してしまえば経済に与える影響が大きい為、段階的に金利が元に戻される可能性の方が高そうです。
例えば、住宅ローンの金利が1%上がったとすると利息でかなりの差が出てきます。
3500万円借入、金利1.11% 35年返済 月々返済100,604円 総返済額 42,253,848円
※2021年12月発表、千葉銀行超長期固定金利にて試算。金利は実行時により異なります。
3500万円借入、金利2.24% 35年返済 月々返済120,299円 総返済額 50,525,580円
その差額はなんと8,271,732円になります。
3年間家賃8.5万円の家に住み、3年間の家賃を(更新等は除外する)払い続けた場合、家賃85,000円×36=3,060,000円
もしその間に異次元の金利政策(マイナス金利)が終わり、金利が1%上昇した場合
家賃3,060,000円+金利差額分8,271,732円=10,335,728円の差額が出ます。
話を頭金の話に戻します。
このような状況で何年も頭金を貯める事にメリットがあると言えるのでしょうか?
私たちの親世代のマイホーム購入時はちょうどバブル期のピークにあたり、当時金利が最高8~9%と非常に高かった為、なるべく借入金を少なくしようという事で頭金2割を貯める事が常識でした。
ところが今同じ事をしてしまうと逆に大きな損をする可能性が非常に高いのです。
自己資金が無くとも住宅ローン審査が通れば金利の低い時期に購入する事がいかに有利か検討してはいかがでしょうか?
また、弊社ではリスクヘッジを考え、低金利のタイミングで固定金利を選択する事をオススメしています。